人事・採用

社内アンケートを設計するプロンプト

組織の状態を把握するために社内アンケートを実施したいと思いつつ、「どんな質問項目にすればいいか」を一から考えるのは意外と骨が折れる作業です。質問の粒度や表現によっては、誘導的になってしまったり、本当に知りたいことが引き出せなかったりします。

このプロンプトは、調査の目的と対象部署を伝えるだけで、AIに調査カテゴリごとの質問項目・回答形式・分析の観点までまとめて設計させるものです。コピーしてそのままChatGPTやGeminiなどに貼り付けて使えます。

コピペ用プロンプト

以下のコードブロックの中身をそのままコピーして、AIチャットに貼り付けてください。【 】で囲まれた部分はご自身の状況に合わせて書き換えてください。

あなたは経験豊富な組織開発コンサルタントです。以下の情報をもとに、社内アンケート(従業員満足度・エンゲージメント調査)の質問項目を設計してください。

【調査の目的】: 離職率が高い若手層(入社3年以内)のエンゲージメント状況を把握し、施策検討につなげたい
【対象部署・従業員層】: 全部署の入社3年以内の従業員
【調査形式】: 5段階評価+自由記述
【質問数の目安】: 20問程度(標準的な調査)
【特に把握したい課題】: 上司との関係性、成長実感の有無

# 出力してほしい内容
1. 調査カテゴリ(例:仕事のやりがい、人間関係、評価・処遇、成長機会など)ごとに質問項目を整理
2. 各質問は5段階評価で回答できる形式(「そう思う〜そう思わない」等)で作成
3. カテゴリごとに1問、自由記述の質問も追加
4. 集計後に注目すべき分析の観点

# 出力フォーマット
カテゴリごとに見出しをつけ、質問文を番号付きリストで示してください。

# 制約条件
- 誘導的な聞き方(「〜は満足していますか?」のように前提を含む質問)は避ける
- 匿名性が保たれる前提で、個人が特定されるような質問は含めない

使い方3ステップ

  1. 上記プロンプト内の【調査の目的】【対象部署・従業員層】【調査形式】【質問数の目安】【特に把握したい課題】を、実際の調査計画に書き換えます。
  2. ChatGPTやGeminiなどのAIチャットに貼り付けて送信します。
  3. 出力された質問項目を確認し、社内の労務・法務部門にも内容を確認したうえで、実際の調査ツール(Googleフォーム等)に落とし込みます。

入力例と出力サンプル

入力例(調査目的を変更した場合)

【調査の目的】: リモートワーク下でのコミュニケーション課題を把握し、社内制度の改善につなげたい
【対象部署・従業員層】: 全部署(リモートワーク利用者中心)
【調査形式】: 5段階評価(数値のみ)
【質問数の目安】: 10問程度(短時間で回答可能)
【特に把握したい課題】: 上司・同僚との情報共有のしやすさ

出力サンプル(抜粋)

人間関係・コミュニケーション

  1. 上司に必要な情報がタイムリーに共有されていると感じる(5段階評価)
  2. 同僚とのちょっとした相談がしやすい環境だと感じる(5段階評価)
  3. リモートワークにおけるコミュニケーションで、困っていることがあれば自由にご記入ください(自由記述)

カスタマイズのコツ

  • 【特に把握したい課題】を具体的に書くほど、その領域を深掘りする質問が増えます。
  • 定点観測として毎年実施する場合は、前回調査の質問をそのまま維持しつつ「今年新たに追加したい観点」だけを追記すると、経年比較がしやすい調査になります。
  • 匿名性への配慮から、属性設問(部署・年齢等)は必要最小限にとどめるよう指定を加えるとよいでしょう。

注意点

  • 出力された質問項目は必ず社内の労務・法務部門で確認し、ハラスメントに関する誤解を招く表現がないかチェックしてください。
  • 実際の従業員の個人名や具体的な人間関係の悩みなど、機微な情報をプロンプトに入力しないでください。
  • 匿名アンケートである場合、属性の組み合わせで個人が特定されないよう、設問設計に注意してください。