チャットボットのFAQシナリオを設計するプロンプト
チャットボットを導入・改善する際、「どの質問にどう分岐させ、何を回答させるか」というシナリオ設計は地味に時間がかかる作業です。想定問答を一つひとつ書き出していくと、抜け漏れが出たり、分岐が複雑になりすぎたりしがちです。
このプロンプトは、商材情報とよくある問い合わせを入力するだけで、AIに質問分岐・回答文・有人対応への切り替え条件までまとめて設計させるものです。コピーしてそのままChatGPTやGeminiなどに貼り付けて使えます。
コピペ用プロンプト
以下のコードブロックの中身をそのままコピーして、AIチャットに貼り付けてください。【 】で囲まれた部分はご自身の状況に合わせて書き換えてください。
あなたは経験豊富なチャットボット導入コンサルタントです。以下の情報をもとに、FAQチャットボットのシナリオを設計してください。
【商材・サービス名と概要】: ECサイトの注文・配送に関する問い合わせ対応チャットボット。取り扱い商品はアパレル
【よくある問い合わせ(複数可)】: 配送状況の確認、返品・交換の手続き、支払い方法の変更、キャンセル方法
【有人対応に切り替える条件】: ボットの回答で解決しない場合、または「オペレーターと話したい」と入力された場合
# 出力してほしい内容
1. 問い合わせ内容ごとの一次質問(ユーザーに最初に選ばせる選択肢の文言)
2. 各一次質問に対する、想定される二次質問・分岐パターン
3. 各分岐に対する回答文(簡潔で分かりやすい文言)
4. 有人対応への切り替え文言(自然でストレスを感じさせない表現)
# 出力フォーマット
問い合わせ内容ごとに見出しをつけ、「一次質問 → 分岐 → 回答文」の流れが分かるツリー構造で示してください。
# 制約条件
- 回答文は1〜3文程度の簡潔さを保ち、専門用語は避ける
- ユーザーが自分の状況に近い選択肢を選べるよう、分岐は3〜5個程度に収める
使い方3ステップ
- 自社の商材・サービス概要と、実際によく寄せられる問い合わせ内容を書き出します。上記プロンプト内の【商材・サービス名と概要】【よくある問い合わせ(複数可)】【有人対応に切り替える条件】を書き換えます。
- ChatGPTやGeminiなどのAIチャットに貼り付けて送信します。
- 出力されたシナリオを、実際に導入するチャットボットツールの設定画面(分岐・回答文)に落とし込みます。
入力例と出力サンプル
入力例(業種を変更した場合)
【商材・サービス名と概要】: 月額制のオンラインフィットネスサービスの会員サポートチャットボット
【よくある問い合わせ(複数可)】: 入会方法、退会方法、レッスンの予約変更、料金プランの違い
【有人対応に切り替える条件】: 退会・返金に関する問い合わせは必ず有人対応に切り替える
出力サンプル(抜粋)
退会方法について 一次質問:「退会に関するお問い合わせですね。以下から近いものをお選びください」
- 退会の手続き方法を知りたい
- 退会にあたって返金してほしい
回答文(退会の手続き方法):「マイページ内の『会員設定』から『退会手続き』をお選びいただくと、簡単な手続きで退会が完了します」
切り替え文言(返金):「返金に関するご相談は、担当スタッフが詳しくご案内いたします。このままオペレーターにお繋ぎしてもよろしいでしょうか」
カスタマイズのコツ
- 導入予定のチャットボットツールに文字数制限がある場合は、【出力してほしい内容】に「回答文は50文字以内」のように条件を加えると、そのまま設定画面に貼り付けやすくなります。
- 季節やキャンペーンに応じて問い合わせ内容が変わる場合は、シナリオを定期的にこのプロンプトで見直すと、常に実態に合った内容を保てます。
- 多言語対応が必要な場合は、「日本語版と英語版を両方出力してください」と条件を追加すると、翻訳の叩き台としても使えます。
注意点
- 出力されたシナリオはあくまで叩き台です。実際の問い合わせ傾向や社内規定と照合し、事実と異なる回答文がないか確認してから導入してください。
- 料金・返金・法的な内容に関わる回答文は、必ず関連部署(経理・法務等)の確認を経てから公開してください。
- 有人対応への切り替え条件は、実際の運用体制(対応可能時間・人員)に合わせて調整してください。








