顧客インタビューを設計するプロンプト
商品企画やカスタマーサクセスの一環でユーザーインタビューを実施することになったものの、「何をどの順番で聞けばいいか」を毎回一から考えるのに時間がかかっていないでしょうか。質問項目が思いつきで並んでしまうと、聞きたかったことを聞きそびれたり、誘導質問になってしまったりしがちです。
このプロンプトは、インタビューの目的と対象者、深掘りしたいテーマを伝えるだけで、AIに進行順・質問リスト・インタビュー中の注意点までまとめて設計させるものです。コピーしてそのままChatGPTやGeminiなどに貼り付けて使えます。
コピペ用プロンプト
以下のコードブロックの中身をそのままコピーして、AIチャットに貼り付けてください。【 】で囲まれた部分はご自身の状況に合わせて書き換えてください。
あなたは経験豊富なユーザーリサーチャーです。以下の情報をもとに、顧客インタビューの設計をしてください。
【インタビューの目的】: 新機能開発の前段階として、既存ユーザーが日々の業務でどんな課題を感じているかを把握したい
【インタビュー対象者(属性)】: サービス利用歴1年以上のヘビーユーザー(中小企業の経理担当者)
【インタビュー形式】: 1対1(オンライン)
【所要時間】: 45分
【特に深掘りしたいテーマ】: 月末の締め作業で特に時間がかかっている工程
# 出力してほしい内容
1. インタビューの進行順(アイスブレイク→本題→クロージングの時間配分含む)
2. 各パートで聞くべき質問リスト(オープンクエスチョン中心、深掘り用のフォローアップ質問も添える)
3. インタビュー中に気をつけるべきポイント(誘導質問を避ける、沈黙を怖がらないなど)
4. インタビュー後にまとめるべき観点
# 出力フォーマット
進行順に沿って、パートごとに見出しをつけて整理してください。
# 制約条件
- 「はい/いいえ」で終わる質問だけにならないよう、「なぜ」「どのように」を使った深掘り質問を含める
- 誘導質問(回答を誘導するような聞き方)にならない中立的な表現にする
使い方3ステップ
- 上記プロンプト内の【インタビューの目的】【インタビュー対象者(属性)】【インタビュー形式】【所要時間】【特に深掘りしたいテーマ】を、実際のインタビュー計画に書き換えます。
- ChatGPTやGeminiなどのAIチャットに貼り付けて送信します。
- 出力された質問リストを確認し、実際の対象者や時間配分に合わせて質問数・順番を調整してから、インタビュー本番に臨みます。
入力例と出力サンプル
入力例(目的を変更した場合)
【インタビューの目的】: カスタマーサポートへの問い合わせが多い操作画面について、つまずきポイントを把握したい
【インタビュー対象者(属性)】: 直近3ヶ月以内にサポートへ問い合わせた実績があるユーザー
【インタビュー形式】: 1対1(オンライン)
【所要時間】: 30分
【特に深掘りしたいテーマ】: 問い合わせに至るまでの操作の流れ
出力サンプル(抜粋)
本題(20分)
- Q. サポートに問い合わせる直前、どの画面で何をしようとされていましたか?
- フォローアップ:その時、何が分かりにくいと感じましたか?
- Q. もし問い合わせずに解決できたとしたら、どんな情報があれば自己解決できたと思いますか?
インタビュー中の注意点
- 「使いにくかったですよね?」のような誘導質問を避け、「どう感じましたか?」と中立的に聞く
カスタマイズのコツ
- 【特に深掘りしたいテーマ】を複数記載すると、その分野に厚みを持たせた質問リストになります。
- BtoC向けの場合は、購買のきっかけや利用シーンなど生活文脈に寄せた質問に調整すると、対象者が答えやすくなります。
- 複数人にインタビューする予定がある場合は、「共通で聞く質問と、対象者ごとに変える質問を分けて出力して」と指定すると使いやすくなります。
注意点
- インタビュー対象者の氏名・連絡先などの個人情報をプロンプトに入力しないでください。
- 生成された質問リストはあくまで叩き台です。実施前に社内の関係者(必要に応じて法務)に確認し、機微な質問が含まれていないかチェックしてください。
- インタビュー内容を録音・記録する場合は、事前に対象者の同意を得てください。